30分でできる、夫婦会議・カップル会議のアジェンダ

夫婦会議のアジェンダは、次の4つをこの順番で進めるのがおすすめです。感謝(5分)、うまくいかなかったこと(10分)、来週の段取り(10分)、楽しみな予定をひとつ(5分)。毎週同じ時間に開き、30分以内に収め、話し残しがあっても時間どおりに終えましょう。
「夫婦会議」「家族会議」「ふたりの振り返り」など呼び方はいろいろですが、大切なのは名前より順番です。最初に感謝を伝えると難しい話がしやすくなり、最後に予定を決めれば前向きな気持ちで終われます。
1. 感謝(5分)
今週の具体的な出来事を、それぞれ2〜3個挙げます。「今週ありがとう」よりも、「大家さんとの電話、対応してくれてありがとう。落ち着いていて心強かった」のほうがずっと心に届きます。具体的に言うことで、ちゃんと見ていたことが伝わるのです。
言われた側は「ありがとう」とだけ返しましょう。「たいしたことないよ」と謙遜したり、はぐらかしたりはなしです。
2. 今週うまくいかなかったこと(10分)
ひとりにつき多くても1〜2個まで。何があって、どう感じたかを話します。たとえば「木曜日、ごはんを作ったのに、あなたがスマホを見ていてひとりで食べている気分だった。自分が背景みたいに感じた」。聞く側は最後まで耳を傾け、聞いた内容を言葉にして返してから、自分の考えを話します。
数分で終わらない話題は、無理に続けないこと。別の機会にじっくり話すテーマとしてメモして、先に進みましょう。夫婦会議は小さなことを小さいうちに片づけるための場で、大きな決断についての長い話し合いの代わりにはなりません。

3. 来週の段取り(10分)
ふたりのカレンダーを開きましょう。どの日に誰の帰りが遅いか、送り迎えはどちらか、引き落とし予定の支払い、どちらの実家の両親が来るのか。地味なパートですが、水曜日に起きるはずだったケンカを驚くほど防いでくれます。
家事の分担もここで決めます。パート2で「洗濯をいつもわたしがやっている」という話が出たなら、来週は誰がやるかをここで決めましょう。
4. 楽しみな予定をひとつ決める(5分)
最後は楽しみなことで締めくくります。大きなことでなくてかまいません。火曜日の夕食後の散歩、土曜日のパンケーキ、スマホを別の部屋に置いて過ごす1時間。席を立つ前にカレンダーに入れてしまいましょう。
夫婦会議を続けるためのルール
会議がケンカになったり、3週間で立ち消えになったりしないためのルールです。
- 毎週同じ曜日・同じ時間に。日曜の夜でも、平日の朝ごはんでもOKです。
- スマホは置いて、テレビは消す。
- 交代で話す。ひとりが話しているとき、もうひとりは聴く。
- メモを持ってくる。火曜日に書き留めたことは、日曜日の記憶より正確です。
- 30分で終える。話しきれなかったことは来週の最初に。
- どうしてもなら1回休んでもいいけれど、2週続けては休まない。
夫婦会議のアジェンダにアプリを使う
毎週の会議でいちばん難しいのは、その前の段階、つまり何があったかを思い出すことです。Couples Retroには、このアジェンダに合わせた3つの列「よかったこと」「うまくいかなかったこと」「次にやりたいこと」のある共有ボードがあります。ふたりが一週間かけて付箋を追加していき、ふたりで決めた時間までは中身は非公開。相手に見えるのは、何枚書いたかだけです。
ボードが公開されたら、付箋をひとつずつ見ながらリアクションし、「話し合った」をつけていきます。話しきれなかったものは翌週のボードに持ち越されます。各パートで使える質問は、カップルの話し合いに使える質問をご覧ください。
よくある質問
夫婦会議はどのくらいの長さがいいですか?
毎週なら30分ほどが目安です。穏やかな一週間なら、もっと短くてもかまいません。いつも1時間を超えてしまうなら、回数を増やすか、大きなテーマは別の時間に話すようにしましょう。
夫婦会議はカップルカウンセリングと同じですか?
いいえ。夫婦会議は、日々の暮らしを回していくためにふたりで行う習慣です。カウンセリングは専門家のサポートを受けるもので、根深い問題や長く続いている悩みにはそちらが適しています。